福祉避難所の設置・運営に関する実務研修
研修方法
福祉避難所の設置・運営に関する実務研修は、講義やグループワークにより福祉避難所に関する知識を習得し、福祉避難所マニュアルの作成方法を学び、参加者自身がマニュアルを作成することを目的として、前期と後期の2回実施する。
前期研修は、福祉避難所についての講義、災害及び福祉避難所イメージを強化するための演習、マニュアルひな形を活用した福祉避難所マニュアルの作成手法の講義を実施する。その後、参加者は出身組織に戻り、後期研修までの1~2か月で組織内アンケートや職員等のグループワークを実施しながら、自地域・施設の状況に合わせてマニュアル素案を作成していただく。
後期研修は、福祉避難所図上訓練を通じて福祉避難所をどう運営するか演習で学ぶと共に、作成してきた各自のマニュアル素案を相互参照したり講師からの助言等を受けたりすることによりマニュアルのレベルアップを図る。また初動対応や更なるマニュアルのレベルアップについても講義する。
以上の講義・演習により実効性の高いマニュアルが完成すると共に、今後の福祉避難所設置・運営に資するための研修とする。
研修対象者
市町村の福祉部局・防災部局だけでなく、従来、防災に深く関わっていないが災害時には福祉避難所開設・運営に関して重要な役割を担う社会福祉協議会や福祉施設の職員など福祉関係者
研修内容及び基本的な時間割
【前期研修】
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時間 |
タイトル |
内 容 |
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13:30~13:35 |
オリエンテーション |
本研修の位置づけ、進め方等を説明 |
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13:35~14:20 |
大災害及び福祉避難所の状況 |
(1)過去の大災害と教訓 (2)福祉避難所設置・運営の現状と課題 |
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14:20~14:45 |
災害と福祉関係者のイメージづくり |
(3)被災者の災害エスノグラフィを読み、課題や教訓を抽出しつつイメージづくりを行う |
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14:45~15:00 |
休憩 |
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15:00~16:30 |
グループワーク |
(4)グループワークで、災害及び福祉避難所イメージの強化とアイデア出し (5)グループワークの成果紹介 |
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16:30~17:00 |
マニュアル作成方法説明 |
(6)福祉避難所マニュアルの作成方法をひな型で解説 (7)アンケート記入 ※ 後日マニュアルひな型を電子データで交付 |
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1~2か月間 |
各組織でマニュアルの素案作成 |
(1)職員アンケートにより、福祉関係者等のリスク、災害時の不安、参集可能性、自助の状況等を把握 (2)職員のグループワーク等で議論し、ひな型の自施設特有部分を埋め、改良 (3)福祉避難所マニュアル素案を作成 ※ ここで作成したマニュアルを後期に持参 |
【後期研修】
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時間 |
タイトル |
内 容 |
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13:30~13:35 |
オリエンテーション |
進め方等を説明 |
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13:35~13:50 |
前期研修のおさらい |
(1)前期研修のおさらいと能登半島地震の経験 (2)福祉避難所マニュアル作成の重要ポイント |
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13:50~15:30 |
グループワーク |
(3)クロスロードと福祉避難所図上訓練 |
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15:30~15:40 |
休憩(予定) |
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15:40~16:20 |
マニュアルの確認、初動対応のレベルアップ |
(4)作成したマニュアルの確認と意見交換、バージョンアップ (5)福祉避難所スタートボックス解説
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16:20~16:50 |
初動対応とマニュアルのレベルアップ、継続 |
(6)福祉避難所マニュアルのレベルアップ事例紹介 (7)今後の取組み、訓練、検証、見直し継続への展開
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16:50~17:00 |
質疑応答 |
(8)質疑を受け、講師が応答 (9)振り返り、アンケート記入 |
| 研修後 | 各組織へ戻りマニュアルの修正を行い、各自の福祉マニュアル第1版が完成 |
その他
- 受講者には事前に福祉防災全体のイメージを持ってもらうため、テキストとなる書籍(ひな型でつくる福祉BCP~実効性ある計画と役立つ研修・訓練の手法~)を紹介する。
- 福祉避難所の設置・運営に関する質問事項があれば、事前に受け付けていただくことで可能な限りそれに応じられるようにする。
- 本研修の全体取りまとめ及び講師は、一般社団法人 福祉防災コミュニティ協会が行う。